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野球肩について
野球肩は、ボールを投げる動作に伴って肩関節周辺に発生する痛みの総称です。野球の投手に多くみられる症状ですが、テニス・バレーボール・ハンドボールなどの競技でも発症します。
野球肩の症状
一口に野球肩といっても、症状は多岐にわたります。代表的な症状は以下の4つです。
1.インピンジメント症候群
上腕骨(じょうわんこつ)の先端が肩峰(けんぽう)や烏口突起(うこうとっき)などに衝突して、炎症や損傷を起こす症状です。肩を上げていくとき、ある一定の角度で痛みや引っ掛かりを感じ、肩を挙上できなくなる特徴があります。
2.上腕骨骨端線離開(じょうわんこつこったんせんりかい)
身体ができあがっていない成長期の子どもによく見られる投球障害です。投球時や投球直後、肩をねじった際などに鋭い痛みを感じる特徴があります。
3.ルーズショルダー
肩関節の動きを制限している靭帯や関節包が生まれつき緩い状態にあり、肩を使いすぎると、肩回りの組織を損傷して痛みにつながります。肩に不安定感がある、投球動作後に力が抜けるような感覚があるなどの特徴があります。
4.腱板損傷
投球動作などで過剰な負荷がかかった結果、上腕骨頭に付着している腱板が剥がれたり破れたりすることで痛みを感じます。痛みで腕を上げられない、腕を降ろす動作で痛みを感じるなどの特徴があります。
野球肩の原因
発症の主な原因は使いすぎ(オーバーユース)です。投球動作など肩を動かす動作を繰り返し行いすぎた結果、肩に過剰な負荷がかかることで発症してしまいます。
他にも身体の柔軟性が低下している、筋力不足、負荷がかかりやすい乱れた投球フォームで投げているなども要因になるといわれています。