治療家としての思い
なぜ、この業界に入ったのか?
私は、高校時代に野球部の練習中に骨盤の剥離骨折で入院と手術を経験しました。術後の経過が思ってた以上に悪く、1年以上リハビリに費やしました。治療もやれることは全て行いました。ただ、痛みは中々消えず、再び思いっきり走る事は出来ないまま、高校生活が終わってしまいました。
人は痛みや症状があると、心も落ち込んでしまいストレスや不安感に押しつぶされそうになります。そんな、私と同じような思いで苦しんでいる方の救世主になりたいと強く思い、この業界に飛び込みました。
この業界に入ってからの挫折は?
地元の接骨院に弟子入りし、厳しい修行の後、2010年に当院を開院させていただきました。ある時を境に患者さんは本当に良くなって満足しているのか? このような、疑問を持ちながら施術をする日々が続きました。ただ、痛みや症状を一時的にとることはできても本当に良くなっているのか評価が出来ずに苦しんでいました。慢性的な痛みで苦しんでいる方を救えず何年も悩み続けておりました。
業界20年目にして確立した施術法とは?
そして、様々な技術セミナーに参加して治療技術を磨き続けました。総額で1000万円以上セミナーに費やしてきました。そして、発見した事がありました。人の体は、意外とシンプルで、必要な刺激が必要な場所に入れば、短時間で変化する事に気がつきました。また、脳の誤作動が起こって痛みが続いている事なども気がつきました。それから、多くの慢性疾患でお悩みの患者さんを改善に導く事ができ、毎年技術はアップデートされ現在もどんどん進化しております。
開院する1年前に起きた悪夢
開院準備を進めていたある日の夜、妊娠6ヶ月の妻がくも膜下出血で深夜救急搬送されました。まさかの出来事に、私は夢かと何度も思いました。大学病院に到着すると、ドクターから緊急オペを行うと伝えられ、8時間に及んだオペが始まりました。ドクターからの説明は以下
①3割→通常の社会復帰
②4割→麻痺や言語障害などの後遺症が残る
③3割→母子共に死亡
こんな事を告げられ、私を含めて身内はボー然としていた事を今でも鮮明に覚えております。なんとか、無事手術が終わりその後、2度ほど生死を彷徨いました。幸いにも、全て奇跡的に妻の生命力が勝り数か月の入院生活を終え退院することができました。これから再発のリスクもありますので十分な健康管理が必要になると思っております。
これから私がやるべき事は何か?
そんな妻は、今40代、お腹にいた息子も大きくなり、野球を思いっきり楽しんでおります。当時お世話になりました、病院の先生方、看護師、スタッフの方へ感謝してもしきれません。ただ、更年期症状や原因不明の体調不良、年々ひどくなる生理痛、慢性疲労、その他多くの慢性疾患でお悩みの妻を含めた40代女性を救うべく立ち上げたプロジェクトがあります。それは、「医学的・科学的根拠に基づいた体の構造の矯正」と「究極の食事法」を用いて、なかなか改善しない慢性疾患で悩んでいる40代女性に超健康的で美しい体へと導いていく「ビューティーヘルスナビゲーター」として活動です。
「体の構造」とは、姿勢や骨格のことを言います。まずは、基本構造を整えて、身体の機能を向上させ、究極の食事法も併用し、内臓も元気にすることによって、心身ともに超健康的で美しい体を手にすることができるのです。
「体の構造」と「食事法」の二刀流の価値を世の中に伝え、その結果、かかわった方々が薬に頼らない生活を実現してもらい、医療費削減に貢献します。そして、将来的には同志と共に最強チームを結成し、病気にならないための最強のノウハウを世の中に広める活動をしていきたいと考えております。
「未来の医師は薬を使わず、患者の骨格を整え、正しい食事、病気の『原因と予防』に興味を持つだろう。」とあの発明家で有名なトーマス・アルバ・エジソンが言ったこの言葉が全てだと考えております。
これから最も大切なことは「健康予防」になります。いかに、「未病」(病気になる前の状態)の段階で予防ができるかこれに尽きます。調子の良い時の施術がいかに大切か、また、人の体は食べ物の影響をとても受けますので、食事の大切さも併用して伝えていきます。