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◎三角骨障害とは・・・
三角骨障害は、バレエなどの活動によって引き起こされる可能性がある足の痛みや問題です。三角骨は足の内側の中足骨に位置する小さな骨で、バレエダンサーがポワントのような動きを行う際に特に負担を受けます。三角骨障害は三角骨の炎症や損傷によって引き起こされ、痛みや不快感をもたらすことがあります。
一般的な病院や整骨院の三角骨障害の治療には以下の方法が考えられます:
1.休息とアイシング:三角骨障害の症状が出た場合、まずは足を休め、炎症を軽減するためにアイシングを行うことが重要です。
2.物理療法:物理療法士による運動療法やストレッチングなどの治療が役立つことがあります。これによって足の筋肉や関節の強化と柔軟性向上が促進されます。
3.サポート具:特にバレエダンサーにとっては、適切な靴や足関節のサポート具を使用することが役立つことがあります。
4.抗炎症薬:医師の指導の下で、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を使用することで炎症の軽減が可能です。
5.痛みの管理:痛みが続く場合、医師に相談し、適切な痛みの管理方法を評価することが重要です。
6.カウンセリングとストレス管理:バレエダンサーなどのアスリートは、ストレスや過度の競争からくる精神的なストレスによっても症状が悪化することがあります。心理的な支援やストレス管理の方法を検討することが役立つことがあります。
◎三角骨障害で手術を選択することはあるのか・・・
三角骨障害が慢性的で、保守的な治療方法が効果的でない場合、手術が考慮されることがあります。手術は最終手段として検討されるべきで、バレエダンサーとしてのキャリアを続けるためには、専門家との詳細な議論が重要です。
三角骨障害の手術は、通常、以下の方法のいずれかを含むことがあります:
1.三角骨摘出術(Triquetrum Excision Surgery):この手術では、三角骨自体が取り除かれることがあります。三角骨が問題を引き起こす原因となる場合、この手術が選択されることがあります。三角骨を摘出することで症状が改善し、痛みが軽減されることがあります。
2.骨融合術(Arthrodesis Surgery):三角骨と他の骨が不適切な摩擦を引き起こしている場合、関連する骨を固定する手術が行われることがあります。これによって、不快な動きを制限し、炎症を軽減することができます。
3.関節鏡手術(Arthroscopic Surgery):関節鏡を使用して、三角骨周囲の組織や損傷を修復する手術が行われることがあります。この手術は比較的侵襲性が低く、回復が速いことがあります。
手術後のリハビリテーションは非常に重要です。バレエダンサーとしての活動を再開する前に、専門家の指導の下で適切なリハビリテーションプログラムを受ける必要があります。手術が成功するかどうか、回復が進行するかどうかは、手術を実施する医師の専門知識と患者の遵守に大きく依存します。
バレエダンサーの場合、手術によって足の機能を維持しながら三角骨の問題を解決することが大切です。手術の前に、専門医と詳細な相談を行い、手術が適切な選択肢であるかどうかを確認してください。
ただし、手術を行ってから現場に復帰するバレエダンサーは限られております。それほど、手術をすることがリスクがあることだと理解することができます。
そんな三角骨障害を短期間で改善させ現場復帰させる方法がございます。この手技は全国でも限られた治療院でしか受けることができませんが、当院は三角骨障害の専門施術を行っております。
ほとんどがバレエをやられている方で、どこへ行っても良くならなくてご相談を受けることが多いです。ポワントができないと致命的ですので、なんとかそんなバレエダンサーを救いたいと思っております。
三角骨障害でお困りの方は、一度お気軽にご相談ください。